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2016年8月

2016年8月17日 (水)

団地ウオッチング

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移転探しの情報収集を目的に、二日にわたってネットで見つけた
JKK(東京住宅供給公社)の空き室の内見に行ってきた。

山手線エリアの駅から5分の便利な場所で、信じられないほど安い家賃で暮らして
きた。だから、生き延びてこられたのだとつくづく思う。

今の家賃で住める所といったら、都営住宅か家賃の安い地方に移転するしかない。
湯けむりたなびく別府に住もうと心は、逸ったのだが、まだ期限は1年以上ある。

選択肢は多くあった方がいいから、情報を集めてみることにした。

低所得者向けの都営住宅の応募は年に四回。8月の募集には間に合わず、
次回秋の募集まで待つしかない。
それに応募しても、抽選の倍率が高くて、当たる確率は低い。

常時空き家募集をしているJKKの団地は古いが敷金を家賃の二か月分払えば、
礼金、更新料なしで入居ができる。

低収入の年金暮らしには助かる家賃だ。

占って、よさそうだったのが町田木曽団地、久留米下里団地、久留米西団地だった。

最初に町田に行ってみた。

町田は小田急沿線でなじみがある。駅からバスで20分ほどの場所にある木曽団地。
団地までの道は渋滞するので、かなり時間がかかった。

広大な団地だ。ここに4000人以上の人達が住んでいる。
目指す管理事務所の位置が同じ形の建物ばかりで皆目わからない。

人に聞いてやっと、見つけた。

最初に内見したのは管理事務所近くの防音工事のされている3階、2DKの部屋。
飛行機の騒音があると記載されていたので、どのくらいうるさいのか、通りがかった
女性に聞いてみた。

たまにうるさいことがあるけど、そんなに気にならないと言っていた。でも音に
対しては個人の感覚の違いがあるからなあ。

ちょうど飛行機が飛んできた。かなり低い位置を飛んでいる。
騒音より、事故の方が気になる低さだ。

飛行コース上の建物は防音工事がされていたので、エアコン付だった。

部屋はリフォームされていて、コンパクトできれいだ。
風呂、トイレは別で追い炊きもできる。
モノを減らしてシンプルに暮らすには十分だ。

声をかけた女性は「部屋は狭いけど、単身で年金暮らしには家賃が安いから
助かるの。緑が多くて季節ごとに咲く花もきれいで楽しみなのよ。暮らしやすいわ」
との感想だった。

自治会もしっかりしているし、趣味のサークル活動も盛んで、友人を誘って上下で
住んでいるという。
単身の高齢者が増えていて「おばあさんばっかり」と、言いながら満足度の高い
暮らし方をしているのが感じられた。

団地内はゴミ一つ落ちていないし、ゴミの集積所はきれいに清掃されている。
ただ、団地の高齢化は進んでいるようで、団地内の店はシャッターが下りている
のが目についた。

正直な私の感想としては、陸の孤島にいるような気分になった。
広いのに閉塞感がある。
均質な空間だからかなあ。駅まで出るにもちょっと時間がかかりすぎる。

内見できるのは五か所。団地の地図を片手に番号を確かめながら周るのは
結構時間がかかった。クタクタになって帰って来た。

翌日はあまりなじみのない東久留米市にある団地。

一度、東久留米市の男女平等推進センターに護身術の講座で来たことがあった。
前日の町田で団地生活はちょっと無理かなと思ったので、期待なしに行ってみた。

下里団地に行くのに降りた清瀬駅は初めてだ。
池袋から快速で30分かからない。
バスで11分の距離なのだが、遠回りをしているので自転車だったら、団地まで
直線距離になるから15分ぐらいで着くのではないか。

清瀬駅に降りた時から、なんか懐かしい気がした。
武蔵野の面影が残っている。緑が多い。
バスからはやたらと病院が目につく。団地の周辺も緑だらけだ。
Photo

そいうえば、結核の療養所があったのはこの辺ではないか。
最近読んだドリアン助川の『あん』の舞台となったハンセン氏病の施設、多摩全生園も近く?

易のお弟子さんが貸してくれた本だが、なかなかよかった。
私が生きている感覚にすごく近かったので、ほろっとして共感しながら読んだ。

下里団地は700人以下の住民でこじんまりしている。

管理人も官僚的でなく、感じよかった。
ここで、2件内見した。

後で見に行った久留米西団地は木曽団地ほどではないが2000人近く住む
大きな団地。
団地の真ん中には黒目川のせせらぎがあり、写真に惹かれたのだが、
実際の印象とは違うかな。

やはり、
現地を見にいくのが一番。

私が内見した部屋は布団が干せないと管理事務所で言われた。
なぜ?!と思ったら、下の階の人がうるさくて苦情になるとのことだった。
管理事務所では住人のトラブルには関与しない姿勢らしい。

なんか、変。

でもトラブルになるような所には住みたくないから、事前に知らせてくれることでよし
とするか。
集合住宅は、色々な人が住んでるから、隣近所の人の相性悪いと
最悪。よくよく調べないといけないと実感。

もしかしたら、終の住処になるかもしれないんだから。

今まで見たところで住んでもいいと思ったのは断然、下里団地。
空き部屋のほとんどが4階、5階なのがちょっと問題。
エレベーターがないから加齢とともにきつくなる。
でも、窓からの眺めは気にいった。

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話によると、3年住めば低層階に空きが出れば(敷金は負担)、
優先的に引っ越すことは可能だと聞いた。

あわてて、決めることはないから、時間をかけて空き家のフォローを続けよう。
なんか、物件を見に行くと、今決めないといけないような煽られた気持ちに
なってしまう。

「移転は来年にしろ」と易の神様が教えてくれているのだから、ここは、気合を入れて
タイミングを計ろう。あせりは禁物!

本当に待つことは気合がいるわ。

帰りは東久留米駅までバスに乗り、遅いランチを駅のベーカリーショップで済ました。

          038039

大きなチーズ入り、カレーパンとごぼうサラダとチキン入りパンを2個も
買ってしまった。

疲れた時に食べたくなるのがカレーだけど、やっとの思いで食べた。
もう一個は食べられずに持ち帰った。

この日は疲れて、夕食を作る気にならなかったので、残りのパンで済ました。
家探しも大変。

修行の場は日常にあると実感した二日間だった。

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2016年8月 9日 (火)

年運の示唆したこと

6                     公園で咲いていたアメリカ芙蓉
                      

今日は気温が36度にもなった暑い日でしたが、エアコンもなしにすこぶる元気。

毎朝、早く起きて近くの公園で太極拳の練習をしているお蔭です。
朝早く起きるのが苦手だったのに、今では楽しみになっているくらい。

早朝の公園は気が澄んでいて気持ちがいい。
気持ちのよいことは苦行にならないから続くのでしょう。

太陽の光を浴びることで体内時計も活性化するせいか、
快眠、快食、快便です。

充実している毎日が続いています。

これには理由があります。

今年の年運が風水渙初六、方針雷水解九二
これは、何か決まったことが吹き散る問題が出て、急いで解決しなければならない
ことが起きるとのメッセージ。

はて、何だろうと年初は思っていたのですが、旅先で移転モードになったり、
自分の墓探しを始めたりとなんか、前兆があったような気もします。

先月、借りている住まいの大家さんからこの場所を購入しないかというお話が
ありました。
東京の生活も今年で14年。
破格な安値の賃貸料のお蔭で生き延びてきたようなものです。

愛着はありますが、買って所有するのは荷が重いので、移転することにしました。

ちょうど、自分にぴったりの樹木葬の墓を見つけたのと重なり、気持ちが自由に
なりました。

来年いっぱいまでの期限に移転先を見つけなければいけません。
フリーで働いてきた60歳を過ぎたシングル女性が賃貸物件を見つけるのは大変だ
という現実もあります。

高齢女性の貧困化は他人事ではありません。このカテゴリーに、しっかり当て嵌ま
りますわ。

周囲の友人たちが心配してくれて、色々声をかけてくれていますが、東京に
こだわることもありません。
充分、東京暮らしを楽しみました。

心の赴くまま住みたい場所に住もうという気持ちです。

人間関係も作ってきたので離れてしまうのは寂しいし、収入源も絶たれるわけだから
心細いというのも事実。

でも、追い詰められると元気になるタイプのせいか、全然、めげていない。

これが10年先だったらきついけど、今ならまだチャレンジ精神あります!

おそらく体癖 のせいでしょう。

来年と期限を切られたことで、毎日がこんなに充実するとはねえ。
自分の死期が分かったらどれだけイキイキするのか、
と想像するとワクワクしてきます。

もう、終活段階に入っている気分で、断舎利に励んでいます。

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2016年8月 4日 (木)

断舎利モード

Photo
暑い中、モノを減らすべくごみ出しの日に合わせて、捨てている。

しまいこんでしまっているとすっかり、しまってあるものを忘れてしまい、押入れから
出てくるわ、出てくるわ、ものだらけ。
体癖10種の典型だ。

いっぺんにやろうとしても無理だし、続かないから45リットルのごみ袋2個と決めている。
先月の半ばから始まった。

まずは、しまいこんでいた茶道具の数々とお雛様の引き取り先を海老名の友人を
通して知り合ったHさんに譲ることにした。

ものを通して私のライフストーリーが立ち上がってくる。
「こんなものを所有しているなんて知らなかった」と友人には驚かれた。
波乱万丈、人には話せない色々なことがあったなあ。

久しぶりに出してみると「もの」達が育っているかのようで、味わい深くなっている。
まあ、ひいき目かもしれないけど、「もの」とだって人は交流しているというのが
私の持論。

Hさんは当日、大きなトランクを持ってきたが正解だった。
自分が楽しんだ後は、また喜んで使ってくれる人に手渡していけばいい。
Hさんはとても喜んで受け取ってくれたので、私も安心。

あてにしていたお雛様のもらい手がダメになり、師匠の娘さんの出産を待っている
状態。10月に生まれる赤ちゃんが女の子だったら、引き取ってもらえそう。

Dscn09000002この真多呂人形のお雛様、35年前にたまたま、歩いていて足が止まってしまい、衝動買いした。
その当時の私にとっては大金だった。
衣装は地味だけど、顔の表情がふくよかで気品があり釘づけになってしまったのだ。

こういう買い物、めったにないけど、一生に何度かあるみたい。
買った後、後悔することはない。出逢ってしまったという感じが強烈で、モノの方が私に向かって飛び込んでくるのだもの。

もし、見つからなければ、地域で代々のお雛様を飾って観光客を呼んでいる場所に
でも寄付しようかと考えている。

自分にとって、大切にしていたものから手放すことを手始めに弾みがついた。
第二段階は洋服、その次に本と食器という流れだが、
世の断舎利ブームの情報に、なるほどとは思いながら、たよりにするのはサイコロ。

         Photo_2 005

キープするのと捨てるのと保留にわけて、とりあえずプラスチックの引き出しを
ボックス替わりにして、押入れにしまう。

これで、荷物は減ったのか!?
ゴミ袋2個分は処分したが、それでもまだまだ、ある。

007 押入れ用プラスチックケースの引き出しの外枠を
分解してゴミに出すつもりだ。

でも、このままだと粗大ごみで有料になるから、30センチ以内に
切って燃えるごみに出そうと思ったが、このケースを切るのは手ごわい。

よく切れる道具が入りそうだ。そんな道具を買ってものを増やすより、有料でも
粗大ゴミに出した方いいかと迷う。また、考えなくては。

ここで、一挙に疲れがでて止めることにした。

先の長い道のりになりそうだなあ。

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