お彼岸で墓参りに行き、28日に易占を開催する喫茶店「ふう」に寄る。友人オ
ススメの「めがね」を帰りに見に行った。映画を見るのは久しぶり。以前、同じ監
督の「かもめ食堂」を師匠と一緒に見たときも、始まってすぐで観客が少なかった。
それがジワジワと広がりロングラン上映になっていったから、今度の「めがね」も
そういうパターンになるのかな?ロングラン上映になるようにが沢地萃九五、な
らないが雷山小過六五、方針山水蒙上九。前作「かもめ食堂」を超える観客数に
なるように風山漸六四、超えないが地火明夷上六、方針山沢損六五。萃は人が
集まる卦。ロングランにならないことがまちがいでロングランになりそうだが、方
針の蒙上九の意味するところは、何だろう?蒙を開くことに無理がなければヒット
まちがいなしだと思うが・・・?つまり観客の口コミがポイントかな。前作を超える
動員ができそうな気がする。漸はゆっくり進む卦で、超えないことが明夷 で、傷つ
く。方針損六五は投資がうまくいく卦なので前作を超えそう。
この映画ドラマチックなことなんて何も起きない。南の島の美しい海の風景も、長
く居たらきっとあきるなって思えてしまう。登場人物も教師をやっていそうな小林
聡美だけがリアルで他はかなりヘン。せりふが少ない、沈黙の間合いが長い、
それなのに、すごくおもしろかった。重い荷物を抱えたタエコ(小林聡美)がトラン
クをほっぽり出してサクラさん(もたいまさこ)の自転車に乗っていく後ろ姿は、彼
女が自分の枠から自由になっていく契機としてとても象徴的だった。思わず、見
ている私が解放されていくような気分を味あわされた。
あらためて、食べ物の力を感じましたね。小豆を煮るのはむずかしいのです。い
くらあんこずきの私でもでもいまだに、おいしいと思えるあずきを作ったことがあり
ません。豆を煮るには待つ力が必要ですからね。せっかちな人は不向き。おいし
いものは人を幸せにし、からだが喜びを感じるには「メルシー体操」、ときどき「た
そがれ時間」を持って脱力する。こののりで現代の情報化社会を乗り切っていく、
というよりたゆたっていくの方が近いかな。メルシー体操は脱力系というより、や
ってみたらけっこうハードな体操だったけど。
この映画にふさわしい卦爻天地否上九。この映画を見に行って吉風水渙上九、
やめ吉地水師 六四、方針火山旅六二。
否上九は「否を傾く」で人々のふさがりをじんわり解いていく感じでぴったりかも。
渙上九も見に行く事が吹き散るという考え方と内卦坎
のストレスを吹き散らして
くれると両方ある。やめ吉師六四見送ってもよさそう。だが方針旅六二は離
を
含んでいるので映画にはよい。映画を見たら旅を背景にしたストーリーでピッタリ
だった。
人によっては、旅に出たくなったり、おいしいものを作りたくなったり、編み物を始
めたくなるかもしれません。とにかく、オススメです。
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