30日は衆議院選挙。
国会議員の陰に隠れてあまり、最高裁の国民審査については話題に上っていない
みたい。
時の首相の名前は思い浮かんでも、最高裁の判事については恥ずかしながら
一人も名前が言えない。
ちょっと調べてみようと思っていた所、今朝、いやな思いをした。
いつもどおり、5時半に起きてボロ自転車に乗って合気道の稽古に行く途中、
4人で歩いているお巡りさんに行き合った。
めずらしい。こんなに朝早く、4人連れなんてと思いきや、後ろから自転車が
近づいてきて、「止まりなさい」と声をかけられた。
4人の中の一人だったのかは分からないが、自転車で追いかけてきたのだから
無線で知らせたのかもしれない。
若い人だった。言葉は丁寧だけれど、「自転車の鍵が壊れてますね。何で壊れて
いるの。こういうのに、お巡りさんはすぐ目がいくんだよね」と疑いモードの物言い。
なんだー、これは。鍵が壊れた自転車に乗っちゃいけない法律でもあるわけーと、
思わず、「こんなの、びっくりー。初めてだわ。いったい何なんですか?」と
言い返してしまった。
「この自転車ちょっと調べるから悪いけど、待ってください」と無線で自転車の
登録番号を問い合わせ始めた。
いつのまにかお巡りさんはもう一人増えている。
いったい本当にナンなんだー。これは!
無線で該当なしとの応答が聞こえたから、もしかしたら何か事件があったの
かもしれない。それにしても、犯人に疑われたってことー?
朝早く、バンダナかぶった50過ぎのおばさんが胴衣の入った大きなリュックを
背中に、猛スピードで自転車をこいでいる姿が犯罪者に見えたってことに
ショック!
該当なしでも、まだ離してくれない。
「鍵をしっかりかけて、盗まれないようにしてください」
と説教モード。
「誰も、こんなボロ自転車盗みませんよ、盗まれてもいいようにボロに乗っている
んだから」と反撃モードになる。
こういうときに平常心を養う稽古の成果が試されるっていうもの。
でも、もう、このしつこさに耐えられないと思ったが、
穏やかに「私は合気道の稽古6時までに行きたいんです。毎朝この道を通って
いるけれど、こんなこと初めてです」とだけ、ようやく言い返した。
「○○の登録だね、○○から来たの。名前は?」と聞かれ、知らない人には
名前を教えたくないとCAPで子どもたちに伝えてるメッセージを思い浮かべて
しまった。
早く稽古に行きたいから、言っちゃたけど、
「ご協力ありがとうございました」だって。ムカツクー。
これで、もっと反抗的な態度を取っていたら、いったいどうなっていたのだろう?
交番か警察署にでも連れていかれるのだろうか?
犯罪に巻き込まれるなんて無縁なことだと思っていたけれど、
心の中では男をたぶらかす詐欺師になってみたいと妄想したことはあるけど、
実行したことはないしなあ。
なんで警察官の前では悪い事していなくても悪い事しているような気持ちにさせら
れるわけ?
確かに、車が通っていなければ信号無視で渡るしなあ。
急な坂道スピード出して走るの好きだし・・・・。
考えてみれば、簡単に軽犯罪者にはなれそうだ。
嫌疑をかけられて逮捕されて否認したまま、黙秘なんかしてしまうと留置場に長く
拘留されてしまう代用監獄の問題を聞いたことがある。
冤罪の温床になっているともいう。
こんな問題を存続したまま裁判員制度を推し進めるなんてやっぱり、ヘン。
今朝のことで司法のあり方がちょっと身近に思えた。
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